【田舎で起業の失敗例】蕎麦屋を開業した人の末路

田舎暮らし

まずは、Yahoo!ニュースにこんな記事があったので、クリックして読んでみてください 

夢の田舎暮らしで「蕎麦屋」を開業も挫折、さらに妻とは離婚…60代元会社員の悲惨な末路 

妻の反対を押し切り、田舎で1人で「蕎麦屋」を開業 

Gさんは田舎暮らしを夢見て、会社員生活を続けてきました。 「田舎の人は人情もあるし、何よりも素晴らしい自然がたくさんある。生活費も安そうだし、中古の一軒家なら退職金で何とか買えそうだし、夏休みや冬休みに孫たちに田舎に行くことを楽しみにしてもらえる」というのが、Gさんのかねてからの考え方でした。…(つづく)夢の田舎暮らしで「蕎麦屋」を開業も挫折、さらに妻とは離婚…60代元会社員の悲惨な末路( Yahoo!ニュース) 

今回のケースは、「開業の失敗」が一番の原因と考えてよさそうですね

「田舎移住の失敗」「夫婦間の失敗」はこちらを参考にしてください

 

田舎で開業して失敗する人は多いです

失敗しない対策を考えてみましょう! 


筆者紹介◆

一年前に脱サラしました!

今はのんびり田舎暮らししながら、1日4時間くらいの在宅ワークのみで生活しています

マーケティング感覚の欠如 

田舎で「蕎麦屋」をはじめる人ってたくさんいますよね

でも「蕎麦屋」だけじゃなく、田舎の起業はたいてい失敗します 

ニュース記事の中でも紹介されていますが、やはり一番の失敗の原因は「マーケティング感覚の欠如」です

「どうやってお客さんを集めるか」 

また、お客さんの気持ちになれば、 

「なんでこの店に行くのか」 という想像力が働かない人は、ビジネスの才覚がありません 

あなたがお客さん側の立場なら、 

「そば打ち教室に通っただけの人が経営してる、名前もしらない人のお店」に行きたいと思うでしょうか? 

お店を成功させたいなら、「商品がズバ抜けていい」か「マーケティングが得意」のどちらかは最低なくてはなりません

「商品がズバ抜けていい」なら、口コミで評判が広がっていく可能性があるかもしれません

しかし、昨今は「美味しいお店」なんて、そこら中にあります

だから、どんな大企業だってマーケティングに躍起になっているんです

例えばマクドナルドなら、 

  • 「赤と黄色という最も注意を引く色の看板で目立たせる」 
  • 「常に、『定番メニュー』と『期間限定メニュー』で客をあきさせない」 
  • 「セットと単品の両方を出すことで、どんな腹具合の客にも来てもらえる」 
  • 「テレビCMを流すことで、客に思い出させる」 
  • 「おもちゃ付きのハッピーセットを出すことで、子供の時から味に慣れさせる」 

他にも、客には気づかないマーケティング戦略が、そこら中に張り巡らされています 

だからマクドナルドって、 

  • 「そこまで美味しくないなぁ」 
  • 「セットで頼むと意外と高いなぁ」 
  • 「身体によくなさそうだなぁ」 

なんて思ったとしても、気づいたらまた買ってますよね? 

売れてるお店は、それぐらいマーケティングに「お金」と「手間」をかけてるんです

小さなお店だって方法はあります 

それは、「SNS」や「ブログ」などを使って集客導線を作ることです

ただでさえ人口の少ない田舎で開業しようとするなら、なおさらです

事業計画の甘さ 

Gさんは、たまたま自己資金で開業資金を出せましたが、銀行に「事業計画書」出していたら、おそらく融資が下りなかっただろうと思います

いきなり3,000万円という資金を投下するには、リスクが高すぎます

リフォームを安く抑えるか、売り上げに応じて徐々にお店を大きくしていくべきでしょう 

第二の収入源を作っていない怖さ 

どんなにマーケティングがうまくても、 

どんなに事業計画が完璧でも、 

お客さんが人間である以上、ビジネスは水物です

リスクヘッジは絶対に必要です

何かしらの副業はやるべきです 

例えるなら、「野球の技術」だけを磨いて社会にでるようなものです

もちろん野球選手になれたらいいですが、なれなかったらどうしますか? 

野球選手になれるのは、ほんの一握りです

運よくなれたとしても、ケガをしたらどうしますか 

だからこそ、勉学にも励まなくてはなりませんよね 

「大谷翔平」のような超一流の野球選手でさえ、勉強の成績は優秀だったそうです

ビジネスも同じです

必ず成功する補償はありません 

失敗したら、人生が台無しになってしまうような賭けに出るべきではありません

もしお店が忙しければ、それはそれで本望だし、 

暇ならその時間を副業にあてれば収入を確保できますよね

しかも副業をしていれば、マーケティングスキルも同時に身につけられます

ライティングができるようになれば、SNSやブログを使って集客ができますし、 

プログラミングやデザインができるようになれば、お店のホームページを作って集客することができますよね 

まさに一石二鳥です

開業しようとしてる人だけでなく、会社員だって「いつ会社がつぶれるか」「クビになるか」もわからない時代

第二の収入源は、早めに準備しておきましょう

「副業」が本業の収入を上回っていまうことだってありますよ

 

【まとめ】戦略を持って開業しよう! 

「田舎でお店を出す」のが夢なら、その夢は叶えるべきです

ただし戦略がなければ、99.9%失敗するでしょう

人生を棒に振るような、無鉄砲な起業は危険です

家族などに迷惑が掛かる場合はなおさらダメです

でも逆に言えば、ちゃんと戦略を持っていれば、都会よりライバルがいなくて田舎の方がやりやすいかもしれません

しっかりした戦略をもって、「副業」でしっかり足場を固めてから挑戦しましょう

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