田舎暮らしって体にいいのかな・・・?都会に住んでいる時と自然豊かな田舎に住んでいる時のの体調の変化について詳しく知りたい!
この記事では、そんな疑問にお答えします。
というのも僕と妻は都会での生活に疲れ、田舎に移住しました。
そんな僕たち夫婦の移住後の体調の変化について、今回はお話したいと思います👍
◆筆者紹介◆
なんだかんだあって、脱サラしました!
今はのんびり田舎暮らししながら、1日4時間くらいの在宅ワークのみで生活しています。
詳しくは本を読んでみてください↓
最初は逆に太ってしまった。
田舎に移住した直後、僕たち夫婦は二人ともけっこうな勢いで太ってしまいました😭
「えっ意外・・・田舎に住んでいる方が健康的なイメージがあるのに・・・」と思われるかもしれません。
でも、本当なんです!!
その理由を説明しますね。
美味いものがありすぎるから
まずは「食べ過ぎ」というシンプルな理由です。
だって都会に比べて、食べ物が美味すぎます😅
例えば道の駅なんかに行くと、信じられないくらい安くて新鮮な魚とか野菜とかが目移りするくらいあるんです。
「これ都会にいた時なら絶対買ってるやつ!買わなきゃもったいないじゃん!」とか思って、ついつい買い過ぎてしまいまして…
しかも、自分たちで釣った魚なんてタダ同然で手に入る訳です。
釣りを覚えたての頃って、釣ること自体が楽しすぎて、食べれ切れるかどうかなんて考えもせずに釣りすぎちゃうんですよね
釣った手前、魚にも申し訳がないので、何とか色んな料理にして頑張って食べつくします。
そりゃ、太りますよね😭
酒も飲み過ぎてしまうから
それで、料理が美味しいとついつい酒も飲み過ぎちゃうわけです。
居酒屋さんに行くじゃないですか。
すると今日近くの港で上がった旬の魚たちが「本日のおすすめ」として小さな黒板に書かれているんです。
頼まずにいられるでしょうか?🤔
不可能です。
しかも、田舎の地酒というのがまた美味いっ!!
新鮮なお刺身と地酒の冷酒なんて、悪魔の組み合わせです。
そんで伊豆は干物も美味しいんで、アジやカマスなんかを買ってきては七輪で焼いては、家でも飲まずにはいられません。
毎晩のように妻と二人で一升瓶を開けてしまうくらいの勢いで飲んでしまい、ブクブクと太ってしまうというシステムです。
まぁ、都会に住んでいたころのようにストレス発散で飲むわけではないので、幸せっちゃぁ幸せな太り方なんすけどね😁
車で移動する生活は歩かなくなるから
意外だったのが、田舎暮らしの方が都会暮らしに比べて運動不足に陥りがちという事実。
というのも、田舎ってほぼ車移動なんですよね。
どこか行くにしても、玄関出たらすぐに車に乗り込む。
だから全く歩かなくなっちゃったんすよ。
都会に住んでいる時は、駅までの道や駅構内なんかも案外歩いている距離って多いじゃないですか。
それが、急に歩かなくなっちゃったもんだから、運動不足で身体がなまってしまいまして。
最近はなるべく散歩や登山に行くようにして、積極的に歩くようにしていますけどね。
妻のパニック障害が発症しなくなった。
妻は都会にいる頃、よくパニック障害を発症していました。
パニック発作とは、極めて強い苦痛、不安、恐怖などが突然現れて短時間で治まる発作のことで、身体症状や精神症状を伴います。パニック症(パニック障害とも呼ばれます)では、パニック発作が繰り返し生じることで、将来の発作に対して過度の不安を覚えるようになったり、発作を引き起こす可能性のある状況を回避するための行動変化がみられたりします。
MSD
でも田舎暮らしを始めたら、見事に発症しなくなったんです。
その理由をいくつか紹介します。
詳しく知りたい方はコチラ↑の記事を読んでみてください。
野鳥や虫やカエルの声に癒されるから
妻は都会に住んでいる頃、精神を安定させるためによくyoutubeで野鳥や虫やカエルの声のBGMを聴いていました。
それが、今は家に居れば自然に聞こえています。
やっぱり人間、自然の音が一番落ち着くんですね😉
電車に乗る機会がなくなったからから
僕にはよく分かりませんが、パニック障害の人って電車が苦手みたいですね。
まず人混みが苦手っていうのもありますし、「電車から降りられない」という状況がパニックを引き起こしてしまうようです。
その点、もう電車に乗る機会もめったになくなったので、安心です。
この前、3年ぶりくらいに東京に用事があって電車に乗ってみたら、10分も持たずに妻のパニック障害が再発しました。
もう何年も発症していなかったで、びっくりしました。
根本的に完治している訳ではないのでしょうけど、少なくとも田舎に住んでいる時はパニック障害は発症しないようです。
僕の痛風も改善した。
ついでに、僕の痛風もかなりよくなりました。
痛風は遺伝することが多いらしく、僕の親族の男性はほとんど痛風です。
つまり、僕は痛風界のサラブレッドということになります。
そんな訳で僕は20代の前半から痛風の気があり、「こりゃ30代になったらヒドイだろうな・・・」と思っていたんです、なんと田舎暮らしを始めたら、全く足が痛まなくなったんです。
その理由をいくつか紹介します。
野菜を多く摂るようになったから
まずは、野菜の摂取量がかなり増えたことです。
自分で育てた野菜はもちろん、道の駅や無人販売で安く売っている野菜をたくさん買ってきて食べるようになりました。
田舎の野菜は新鮮でみずみずしくて、野菜があまり好きじゃなかった僕でも食べられちゃいます。
歳を取ったというのもあるかもしれませんが、最近野菜が本当に美味しくて・・・
そういうのも、僕の痛風が改善した原因の一つだと思います。
鹿肉を食べるようになったから
あと、ジビエの肉をよくもらうようになりました。
鹿や猪などの肉です。
何でも、僕が住む伊豆市は人口より鹿の数が増えてしまったらしくて(笑)
よく猟師さんが撃った鹿や、罠にかかった鹿の肉をもらうことが、伊豆に来てから増えました。
解体するところから、手伝うことも。
↑妻が鹿を解体している様子。
ジビエと聞くと、家畜の肉と違って獣臭いのかと思いきや、臭みはほとんどないんですよ。
脂身が少ない牛モモのような味と触感で、めちゃめちゃ美味しくて、めちゃめちゃヘルシーなんです😍😍
で、このヘルシーなお肉を食べている分、脂身たっぷりの牛肉や豚肉を食べる量が減った訳です。
痛風は別名『贅沢病』とも言われているので、食べる肉が変わったのも関係あるのかなと。
精神的に安定した。
都会に住んでいる頃って、なんだか漠然とした倦怠感があったんですよね。
朝起きるのも嫌だったし、仕事中もボーっとするしで。
そういうのって、精神面から来るものなんじゃないかなって思うんです。
田舎暮らしを始めてから、すごく気持ちがスッキリしているんですよね😊
上手く言えないんですけど・・・とにかく穏やかな気持ちなんです!
その理由を考えてみました。
騒音が聞こえないから
都会での生活って、いつも何かしらの騒音が聞こえている状態だったと思います。
車とか、携帯の着信音とか、そういう機械音。
あと、誰かがしゃべっている声。
別に意識して聞いているわけじゃないんですけど、そういう騒音に無意識に脳が働かされている感じがするんです。
で、勝手に脳が疲れていくような。
今の生活には、それが無いんですよね。
無音という訳ではないんですけど、虫の声だったり葉のざわめきだったり。
そういう音だと、脳が疲れないんです。
土を触るから
畑や花壇を手入れしていると、毎日のように土を触るじゃないですか。
どうやら、土に触れる土肥のも健康に関係しているようなのです。
こんな研究結果があります。
現代社会では、われわれ人間の大部分が農業や狩猟採集生活から遠ざかり、都市部で暮らしている。それからというもの、確かに生活はより便利になったが、同時にわれわれの健康に貢献してくれる微生物との接触からも遠ざかってしまったのかもしれない。
近代社会で増加傾向にある疾患に、花粉症をはじめとするアレルギー、ぜんそく、自己炎症性疾患、ストレス関連からくるメンタルヘルス障害がある。その原因のひとつとして、すべてのものに抗菌剤を使用する「過剰清潔社会」が疑われているが、われわれが泥や土に触れる生活から離れたことも一因であることが、新たな研究により示唆されている。
Wired Japan WIRED.jp|土に触れる生活が心身の健康につながる。抗ストレスの妙薬は「土壌」にあった:研究結果
つまり、身体や心の健康のためには微生物と触れ合う必要があって、その為には土に触れる必要があるってことですね!
土に触れる機会が無くなると、花粉症・アレルギー・ぜんそくなどの病気だけじゃなく、精神的にもおかしくなってしまうかもしれないということです。
パプアニューギニアに住む原始的な生活を送っている部族には、花粉症・アレルギーだけでなく、鬱病すら存在しないという話も聞いたことがあります。
【結論】田舎暮らしが健康にいいというよりも、都会の生活が人間の身体と心には合っていないようだ。
振り返ると「田舎暮らしを始めたら健康になった!」というよりも、「都会での今までの生活がどうかしてた!」という感じです・・・。
雑草も生えないコンクリート。蚊さえも飛行できないほどの高さのビル。機械音。電磁波。排気ガス。
人間がいくら進化したとは言え、そんな場所にいたら、身体も心も拒否反応を起こして当然です。
人間本来の生活・・・とはいかないまでも、僕の身体に合った生活が今は出来ていると思います。
あのまま、都会で暮らしていたら、僕の健康はどうなっていたか分かりません。
あなたは今の生活している場所が、自分の身体や心に合っていると思いますか?
この機会に、もう一度考えて見てください😁
今より生きやすい場所があるかもしれませんよ!
ではでは。
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