ADHDだと普通に生活しているだけでも、生きづらさを感じることが多いですよね・・・
僕もつらい時期がありました
でも、ちゃんと今は幸せに暮らしています
工夫次第でなんとかなるものです
だから、ADHDでも悲観しないでください!
今回はADHDの「苦手なこと」や「得意なこと」を踏まえたうえで、「向いている仕事」や「仕事上の工夫」をお話しします
ただし、一口に『ADHD』と言っても幅広いので、全てのADHDの方には当てはまらないかもしれません
それでもADHDの僕自身の体験をもとに書くので、何かしら役に立つと思いますよー
◆筆者紹介◆
一年前に脱サラしました!
今はのんびり田舎暮らししながら、1日4時間くらいの在宅ワークのみで生活しています
詳しくは本を読んでみてください
↓↓↓
Amazonでランキング1位をとりました!
ADHDの僕が困ること
人の話が聞けない
話を聞こうと思う気持ちは、すごくあるんです
ただ、一つの単語を頭に入れようとすると関連する単語やイメージのようなものが次々と出てきてしまいます
その出てきた単語やイメージから、また単語やイメージが次々と派生して頭の中はゴチャゴチャになってしまうのです
「・・・という話なんだけど、分かった?」
と相手に聞かれ、ハッとします
話の最初の部分くらいしか頭に入っていないことに気付くのです
これは、どんなに重要な会議でもどんなに大切な人と一対一で話している時でも起こることです
「絶対に最後まで聞くぞ!」とどんなに意識しても、すぐに思考がズレていってしまいます
学生時代も授業が聞けなくて、すごく困りました
10秒で忘れてしまう
「あれ?何しにキッチンに来たんだっけ?」なんてことありますよね?
そんなことがしょっちゅうあります!
カップラーメンにお湯を入れて待っている間に何かしようと思うと、もうカップラーメンのことを忘れてしまうんです
ひどい時には10秒くらいで忘れてしまうこともあります
本が読みづらい
文字を読んでも頭に入らないというくらいの経験なら誰にでもあると思います
だけど僕の場合は、1時間かけても1ページも読めないこともあります
読もうとすると、思考が横にずれていってしまうイメージです
でも調子のいいときはスムーズに読めますし、本は大好きですけどね
話がスムーズにできない
「吃音症」とは違います
会話のテンポを崩さないようにしゃべろうとすると、話したいことが多すぎて支離滅裂な会話になってしまうんです
整理してから話そうとすると、話始めるまでに時間がかかってしまいます
なので先に必要なワードを出してから、後で組み立てるような話し方になることが多いですね
ADHDの僕が得意なこと
ADHDの僕でも得意なことはたくさんあります
例えば、「なぞなぞ」です
まっすぐ考えると、なかなか答えが出てこないような問題でも、すぐにひらめくことが多いです
これは、一つの言葉に対して関連する言葉が脳内に一瞬で展開されるからです
脳を縦軸で使うんじゃなく、横軸で使っているイメージです
そういうことは、だいたい得意ですね
だから、
- 分かりやすい例え話を作る
- 面白い組み合わせを考える
- 人が思いつかないようなアイディアを出す
こういうことは、向いていると思います
ADHDの僕に向いていた仕事
「ライティング」や「デザイン」の仕事は僕に向いていました
対面でしゃべるのとは違い、自分のペースでゆっくり思考を組み立てることができる仕事だからです
しかもパソコン一つでできる仕事なら、在宅でできるのでストレスがたまりません
上司に怒られることもないし、自分の働きたい時に働くことができます
だからADHDの方は、在宅ワークが向いていると思います
ADHDの僕が仕事をする上でしている工夫
無理に時間を決めない
僕の場合は一日8時間労働なんて、とても集中力が持ちません
なので基本的には、一日4時間くらいの労働にしています
仕事は朝することが多いですが、厳密に決めているわけでもないです
気分が乗らない時は休むこともしばしば
このくらいユル~い感じの方が、性に合っていて長続きします
飽きないように場所を変える
極度の飽き性なので、家で引きこもって仕事するばかりではなく、その日の気分で仕事場を変えています
図書館やカフェの気分の時もあるし、天気のいい日はキャンプや釣りをしながら仕事をする時もありますね
稼ぎすぎない
田舎暮らしで質素な生活をしていれば、そこまでお金は必要ありません
なので、必要最低限のお金を稼いだら、あとは趣味の時間にあてています
プレッシャーを感じて焦るほど、仕事もうまくいかなくなってしまうので
【まとめ】ADHDは短所でもあるが、状況によっては長所にもなる
他人から見たら、「雑だなぁ」とか「忘れっぽいなぁ」とか思われるかもしれません
確かに、その通りです
でも、状況によっては驚異的な力を発揮するこることだってあります
僕のように、ADHDの方は一人一人輝ける場所が必ずあるはずです!
ゆっくりでいいので、そんな場所を探してみてくださいねー
ではでは
コメント